安曇野はお盆が過ぎ、暑さも和らいで、朝晩は肌寒ささえ感じてきました。
我が家では、WCSという飼料用の稲を米農家さんと協力して栽培しています。
WCSとはホール・クロップ・サイレージの略で、稲の穂ごと刈り取り、牧草のように丸くロールして発酵させる飼料です。
<稲ごと刈る>
<丸くロール>
まだあまり長野県では普及していませんが、減反政策の対応などで注目されている栽培方法です。
我が家では昨年から取り組みを始めましたが、牛たちもよく食べてくれるので、今後も続けてみようと思っています。
ですが、なんとも不思議なもので、牛が安曇野産コシヒカリを食べる時代が来るとは想像もしていませんでしたね。
この先もきっと、色んな栽培技術が登場し驚かされるのだろうなと思います。(太田牧場 太田亨)