お知らせ

協同乳業、島津製作所、花王、山口県、山口市、山口大学が協業
「高齢者の健康づくり等をテーマとした地域コホート研究講座」による阿知須地域における介入研究を開始

協同乳業株式会社(社長:後藤正純)は、2020年8月19日に株式会社島津製作所、花王株式会社、山口県、山口市、国立大学法人山口大学との6者による「高齢者の健康づくり等をテーマとした地域コホート研究連携に関する合意書」を締結しました。また山口大学医学部に当該研究に取り組む社会連携講座を設立しました。

本講座では、山口市阿知須地域を実証フィールドとして、高齢者の加齢関連疾患を予防する運動指導、栄養指導、認知機能訓練の関連性の解析を実施していきます。

このたび、本研究にご協力いただく阿知須地域に居住の高齢者の方々の健康検査等を終え、運動指導や栄養指導、認知機能訓練を行う介入研究を3月22日から開始することになりましたのでお知らせします。

本研究は、山口市阿知須地域に居住の高齢者100名を、週1回集まり運動・栄養・認知機能訓練を実施する「介入グループ」、指定のヨーグルトを毎日摂取する「ヨーグルト摂取グループ」、これまでどおりの生活を継続する「コントロールグループ」の3グループに分けて1年半追跡し、認知機能や運動機能の低下予防などを比較していきます。

尚、本取り組みにおいて協同乳業は、認知症のリスク低減・予防への効果が期待できる腸内細菌叢のポリアミン産生を促すヨーグルトの効果研究を中心に参画しています。